【ChatGPTに聞く】Q.時価総額のお金って自由に使えるの?
結論から言うと、上場企業は「時価総額そのもの」を自由に使えるわけではありません。
ここは株初心者の方がかなり混同しやすいポイントです。
株価 × 発行済み株式数
で計算される「会社の市場での評価額」です。
例えば…
- A社
- 株価 1,000円
- 発行済株式 1億株
なら、
時価総額=1,000億円
になります。
でも、この1,000億円が会社の銀行口座にあるわけではありません。
主に以下です。
① 現金・預金(会社のお財布)
これは本当に使えます。
例:
- 工場を建てる
- 人を雇う
- 研究開発する
- 買収する
など。
会社が新株を発行して投資家に買ってもらうと、そのお金は会社に入ります。
例えば、
時価総額1兆円の会社が
新しく1,000億円分の株を発行
↓
投資家がお金を払う
↓
会社に1,000億円入る
という流れです。
これも使える資金です。
「株価が上がって評価額が1兆円になった」
だけなら、
会社の現金は1円も増えません。
家の評価額が1億円になったとしても、
あなたの財布に1億円入っているわけではないですよね。
売ればお金になりますが、持っているだけでは使えません。
上場企業の時価総額も似ています。
例えば、
- 株を担保に資金調達しやすい
- 増資で大きなお金を集めやすい
- 買収で自社株を使いやすい
などです。
時価総額=会社の財布ではなく、「会社が信用を使って資金調達する力」に近い
と考えると分かりやすいです😊
ここで個人的に気になった
会社が新株を発行して投資家に買ってもらうと、そのお金は会社に入ります。
例えば、
時価総額1兆円の会社が
新しく1,000億円分の株を発行
↓
投資家がお金を払う
↓
会社に1,000億円入る
という流れです。
↑これについて
ご指摘の通り、②は「新株発行(増資)」のことです。
・新規発行すると株価が下がるので会社に入ることはないのでは?
これは半分正しくて、半分誤解があります。
現在:
- 株価:1,000円
- 発行済株式:1億株
- 時価総額:1,000億円
ここで会社が、
1,000万株を新しく発行して売る(公募増資)
とします。
仮に1株900円で投資家が買った場合、
会社に入るお金:
900円 × 1,000万株
= 90億円
です。
つまり、実際に会社へ現金が入ります。
株数が増えるので…
増資前:
- 1億株
増資後:
- 1億1,000万株
になります。
同じ利益なら、1株あたりの利益(EPS)は薄まります。
そのため市場では、
「株が増える=1株の価値が薄まる」
と考えられて、株価が下落することがあります。
これを希薄化と言います。
例えば、
A社が100億円調達して、
- 赤字事業を黒字化
- 工場増設
- 儲かる会社を買収
- AI研究に投資
して将来利益が増えるなら、
「株は増えたけど会社価値も増える」
と判断され、株価が上がる場合もあります。
増資前
ケーキ1個を10人で分ける
↓
増資後
ケーキが2個になったけど20人で分ける
みたいな感じです。
人数(株数)は増えますが、ケーキ(会社価値)も増えれば1人分は減りません。
- 既存株の売買 → お金は株主間で移動(会社には入らない)
- 新株発行 → 新しい投資家のお金が会社に入る
- ただし株数増加で希薄化リスクがある
という違いです😊
ちなみにこの仕組みがあるから、上場企業は「時価総額」を使って巨大な資金調達ができる、というわけです。
本記事が参考になりましたなら幸いです